リンク債型ETFのリスク

1.リンク債型ETFとは

  • リンク債型ETFとは,主に金融機関が発行する指数連動社債券(リンク債)に投資することで,ETFの1口あたり純資産額の変動率と対象指標の変動率を一致させる運用手法を採るETFを指します。
  • ETFが投資対象とするリンク債は,その償還価格が指標の動きに連動するよう設計されており,リンク債を保有することによりETFの1口あたり純資産価値の変動率は指標の変動率に一致します。
  • リンク債型ETFでは,1口あたり純資産額の変動率と指標の変動率の間に乖離(トラッキングエラー)が発生しない反面、リンク債の発行者の信用リスクを伴うことになります。
  • リンク債型ETFは,満期償還日が比較的近い換金性の高いリンク債に投資していることが多いものの,リンク債の発行者の倒産や財務状況の悪化等の影響により,リンク債の価値が下落又は無価値になり,結果的にETFの基準価額が下落することがあります。

リンク債型ETFの仕組み

リンク債型ETFの仕組み

2.リンク債型ETFの投資上の注意点

  • リンク債型ETFの投資にあたっては,対象指数及び通貨だけでなく,リンク債の発行金融機関の健全性(例えば、財務状況や信用格付など)を確認し,リンク債の発行金融機関の信用状況を十分に把握することが重要です。
  • リンク債型ETFの投資先は,各ETFの有価証券届出書及びETF発行者が自社ホームページで開示するマンスリーレポートで発行者名と現在の格付けを確認することが可能です。