注文の種類等

1.注文の種類

注文の種類 概要 具体例
(1) 指値注文 価格の限度を指定して発注し,指定した価格又はそれより有利な価格で約定する注文 (PDF)
(2) 成行注文 価格の限度を指定せずに発注し,最良の売呼値又は買呼値と順次対当する注文(*1) (PDF)
(3) 最良指値条件付注文(最良指値注文) 価格の限度を指定せずに発注し,最良の売呼値又は買呼値と対当する指値注文(*2) (PDF)
(4) ストップ条件付注文(ストップ注文) 売買システムによる受注後において「発注時に指定した板登録条件」を満たしたときに,発注時に指定していた条件で板登録される注文(*3) (PDF)
  • (*1)成行注文は,未執行数量を注文板に残すことはできません(未執行数量は必ず失効します)。
  • (*2)通常条件又は指定期間条件が付された最良指値注文は,対当する最良の売呼値又は買呼値がないときは,最良の買呼値又は売呼値より,1ティック優先する値段の指値として板に登録されます。ただし,最良の買呼値又は売呼値もない場合は,当該注文は失効します。
  • (*3)板登録条件に合致し,板に登録する際の注文の種類としては,上記(1) から(3) までのものを発注時に条件として指定することができます。

2.指定有効期間条件・執行数量条件

注文を発注する際には,次の有効期間条件又は執行数量条件のいずれかを指定する必要があります。

条件 概要
(1) 通常条件(GFD) 当日の日中立会終了まで有効(ナイト・セッション(NS)に受け付けた注文は当日のNS終了まで有効)とする条件
(2) 指定期間条件(GTD/GTC) 指定した期間が満了する日の日中立会終了まで有効とする条件で,特定日を指定する(GTD条件)か,取り消すまで有効(取り消さなければ,取引最終日の日中立会終了まで有効)とする(GTC条件)を選択可
(3) 残数量取消条件(FAK) 一部約定後に未執行数量が残る場合には,当該残数量を失効させる条件
(4) 全数量執行条件(FOK) 全数量が直ちに約定しない場合には,当該全数量を失効させる条件

3.注文の種類・執行条件別の注文可能時間帯

注文の種類 板寄せ前の注文受付時間 ザラバ
GFD GTD GTC FAK FOK GFD GTD GTC FAK FOK
(1) 指値注文 ×
(2) 成行注文 × × × ×
(3) 最良指値注文 × × × × ×
(4) ストップ注文 × × × × × × × ×
  • ※「○」印は発注可,「×」印は発注不可,「△」印は発注可能ですが,FAKを付した場合と同様,板寄せ後にすべて失効するため,注意が必要ということを指しています。
  • ※ストップ注文は,注文受付時間帯であればいつでも発注することはできますが,「板登録条件」の判定はザラバ時間帯しか行われません。
  • ※ストラテジー取引については,新規・訂正注文の発注はザラバ時間帯しか行えないほか,有効期間条件は指定できません。

4.ストップ注文の指定条件

ストップ注文は,発注時に次の条件を指定して発注する必要があります。

指定条件 概要 備考
(1) ストップ銘柄 (3)のストップ条件を判断する銘柄 同一原資産を対象とする商品グループ内の同一限月(銘柄)又は異なる限月(銘柄)を指定することができます。
(2) ストップ値段 (3)のストップ条件を判断する値段 (1)の指定銘柄の呼値の単位に合わせて指定する必要があります。
(3) ストップ条件 板登録を判断する条件 次の(a)から(f)までのいずれかの条件を指定することができます。
  • (a) 買最優良呼値 ≧ ストップ値段
  • (b) 買最優良呼値 ≦ ストップ値段
  • (c) 売最優良呼値 ≧ ストップ値段
  • (d) 売最優良呼値 ≦ ストップ値段
  • (e) 直近約定値段 ≧ ストップ値段
  • (f) 直近約定値段 ≦ ストップ値段
(4) 板登録銘柄 ストップ条件を満たしたときに,(5)の注文を板登録する銘柄 同一原資産を対象とする商品グループ内の同一限月(銘柄)又は異なる限月(銘柄)を指定することができます。
(5) 板登録注文 ストップ条件を満たしたときに,(4)の銘柄に板登録する注文の種類 次の(a)から(c)までのいずれかの注文の種類を指定することができ,通常の注文発注時と同様,値段・数量・執行条件等を指定する必要があります。
  • (a) 指値注文
  • (b) 成行注文
  • (c) 最良指値注文
  • ※日経平均株価を対象とする商品グループ内において,日経225先物取引(又は日経225オプション取引)と日経225mini取引との間の板登録条件の指定はできません。
  • ※ストラテジー取引については,設定できるストップ条件が(a)から(d)までのものに限られます。
  • ※板寄せ前の注文受付時間帯にストップ注文を発注する場合,当該時間帯に発注できない注文(FOKを付した成行注文など)を板登録注文に指定して発注することはできません。
  • ※ストラテジー取引の銘柄への発注は,ザラバ時間帯に限られるため,これをストップ銘柄又は板登録銘柄に指定して発注することはできません。
  • ※板登録されて初めてその注文が受け付けられた扱いとなるため,板登録される以前から既に板に存在する通常注文より時間の順位は劣後することになります(ストップ注文受付時の時間が引き継がれる訳ではありません)。