J-NETデリバティブ取引
J-NETデリバティブ取引とは
J-NETデリバティブ取引は,競争売買市場から独立したJ-NET市場において行う,立会によらない先物・オプション取引をいいます。
制度概要
対象となる取引
次に掲げる取引における全銘柄とします。
- 日経平均株価先物取引
- 日経225mini
- 日経株価指数300先物取引
- RNプライム指数先物取引
- 日経平均株価指数オプション取引
- 個別証券オプション取引
取引時間
8:20~16:00
16:30~3:00
- (注)個別証券オプション取引について,16:30~3:00は取引対象外とする。
呼値の単位
呼値の単位は,以下のとおりです。
| 取 引 | 呼値の単位 |
|---|---|
| 日経平均株価先物取引 | 1円 |
| 日経225mini | |
| 日経平均株価指数オプション取引 | |
| 日経株価指数300先物取引 | 0.1ポイント |
| RNプライム指数先物取引 | |
| 個別証券オプション取引 | 10銭 |
呼値
次の1.または2.の値段により,行うことができます。ただし,2.については,株価指数先物取引のみを対象とします。
-
次のとおり計算した上限と下限の範囲内。(当日における呼値の制限値幅を超える値段での取引も可能。)
区 分 値 幅 株価指数先物取引 (上限): W + X × 5%
(下限): W - X × 5%株価指数オプション取引 (上限): W + Y × 5%
(下限): W - Y × 5%個別証券オプション取引 (上限): W + Z × 5%
(下限): W - Z × 5%(記号の意味)
W : 直前の理論価格
X : 当取引日の呼値の制限値幅の基準値段
Y : 前取引日の対象株価指数の終値
Z : 当日の指定市場におけるオプション対象証券の呼値の制限値幅の基準値段 -
次の取引時間の区分に応じた取引高加重平均価格(VWAP)又は当該価格に顧客との間であらかじめ定めた手数料相当額を加減した値段
取引時間 値 段 午前8時20分~日中立会開始時 前日の日中立会VWAP又は前日の日中立会VWAP±手数料相当額 日中立会終了時~午後4時 日中立会VWAP又は日中立会VWAP±手数料相当額
J-NETコンボ取引
J-NETコンボ取引は,複数銘柄(最大10銘柄)のJ-NETデリバティブ取引を同時に成立させることが可能であり,構成する銘柄のすべてが約定条件に該当するときに限り,成立します。
これにより,ストラテジーをJ-NETデリバティブ取引で執行するような場合に,ストラテジーに係る一部の銘柄が未執行となるリスク(legging risk)を排除することが可能になります。
なお,取引対象銘柄は,すべて当社が別に定める取引グループ内に属するものである必要があります。J-NETコンボ取引の具体例は,次をご覧ください。
取引の最小数量
1単位以上の数量で取引を行うことができます。
値洗い・建玉及び決済・証拠金・参加者負担金について
各銘柄における売付け又は買付けとして取扱います。(立会により成立した取引と同様に取扱うこととなります。)
取引高及び約定値段についての取引参加者への通知及び公表
取引終了後,報道機関に資料を配布します。J-NETデリバティブ取引について合算した各銘柄の取引高,四本値を公表します。
翌日に,当社Web サイト(大阪証券取引所日報)に掲載します。
利用方法
現物の立会外取引とJ-NETデリバティブ取引をそれぞれ同時に行うことができることから,次のような戦略・取引を容易に行うことができます。
- EFP(Exchange for Physical)取引(現物バスケットと先物を"交換"する取引)
- VWAP(Volume Weighted Average Price)取引
- オプション取引の戦略(ストラングル,カレンダースプレッド等)
- 先物とオプションの組合せの戦略(先物をオプションでヘッジする戦略等)
上記の利用方法の他,マーケットインパクトを回避して,現物・デリバティブのポジションを同時に保有又は調整することができるため,様々な戦略を行うことができます。








